スイスはエメンタール地方の小さな村に住む、八十歳のマルタ(シュテファニー・グラーザー)は、九ヶ月前に夫に先立たれ、失意の日々を送っていた。
意気消沈する様子を見かねた友人にはっぱをかけられて、マルタは若い頃の夢を実現するために動き出す。
その夢とは、若い頃学んだ技術を生かして作った素敵な下着を売る、ランジェリーショップを開くこと。
しかし、マルタの夢の店は、旧態依然とした村人の反発を招いてしまう。
牧師の息子にも非難され、一度は夢を諦めようとするのだが・・・
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えらく出演者の平均年齢が高い。
元気でキュートな老婦人たちが放つエネルギーが、画面からビシビシ伝わってくる。
それこそ芸歴五十年以上のベテラン勢が、ぐいぐい物語を引っ張ってくれるので、安心して流れに身を任せることができた。
ほのぼの、ほっこりと進むストーリーに、時折さりげなくほろ苦いエピソードが挟み込まれる心憎い演出。
女性の自立、というテーマも根底には流れているが、家族や友情を改めて考えるきっかけにもなりそうな作品。
ハイヒールを履き、おしゃれに手を抜かず、時には恋もするヨーロッパの女性は、おばあちゃんになっても女磨きを止めてないんだなぁ、と思った。
さすが狩猟民族・・・農耕民族の私には無理だわ(笑)




